シミ取りレーザーがおすすめのクリニック10選!値段とシミの種類別のレーザーの選び方

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一度肌にできてしまったシミは、なかなか普段のスキンケアでは取り除くことが難しいため、美容医療によってシミを除去したいと考える方も多いです。
この記事では、シミの種類やおすすめのレーザーとともに、シミ取りレーザーがおすすめのクリニック10選をご紹介します。
ぜひ、クリニック選びのご参考になさってください。

シミ取りの施術の種類をチェック!レーザー治療と光治療の効果の違いは?

シミ取り治療は主に3種類あり、それぞれ施術方法やダウンタイムなどが異なります。

シミ取りレーザー 光治療 内服薬や外用薬
施術方法 レーザーでシミのメラニン色素を破壊 光でシミのメラニン色素を破壊 薬を服用または塗ってメラニンを排出・生成抑制
効果が出るまでの期間や回数 1~2回 3~5回 1ヶ月以上服用
ダウンタイム/副作用 腫れやかさぶたが7~10日 軽い赤みやかさぶたが3~7日 まれに吐き気や頭痛
料金相場 3,000~50,000円 10,000~30,000円 3,000~10,000円/月
効果が出るシミ ・目立つ濃いシミ
・薄く全体に広がるシミ
薄く全体に広がるシミ 薄く全体に広がるシミ

光治療や薬によるシミ取り治療は、続けることで段々とシミが薄くなっていきますが、濃くて目立つシミをピンポイントで取ることはできません。

一方、シミ取りレーザーはレーザーの種類を変えることで、目立つ濃いシミと薄く広がるシミの両方を取ることができます。1回の施術でシミが取れることも多く、本格的にシミを取りたい方にはシミ取りレーザーがおすすめです。

シミ取りレーザーのシミへの効果とおすすめの人

シミ取りレーザーはこんな人におすすめ!
  • 濃くて目立つシミをピンポイントで取りたい方
  • 1回の施術でシミを取りたい方
  • ダウンタイムがあっても効果を優先したい方
施術方法 レーザーでシミのメラニン色素を破壊
効果が出るまでの期間や回数 1~2回
ダウンタイム/副作用 腫れやかさぶたが7~10日
料金相場 3,000~50,000円
効果が出るシミ ・目立つ濃いシミ
・薄く全体に広がるシミ

シミ取りレーザーはピンポイントで目立つシミを取りたい方や少ない施術回数でしっかり効果を感じたい方におすすめの施術方法です。シミ取りレーザーは、レーザーの熱でメラニン色素を破壊することでシミを取ります。

シミ取りレーザーは肌全体に低出力で時間をかけて照射するタイプと高出力で1つのシミに照射するタイプがあり、さまざまな色や種類、サイズなど幅広いシミに対応できるのが特徴です。

1回の施術で効果が出ることが多く、小さいシミであれば1回3,000円から受けることができます。ダウンタイムは術後に腫れや痛みが数日続き、1週間程度かさぶたができることが多いです。

ほかの治療方法に比べてややダウンタイムが長い傾向にありますが、外出できないほど症状がひどくなることは少ないです。

光治療のシミへの効果とおすすめの人

光治療はこんな人におすすめ!
  • 肌の赤みやくすみなどシミ以外の肌悩みも改善したい方
  • 肌への刺激をなるべく抑えたい方
  • ダウンタイムが少ない治療を受けたい方
施術方法 光でシミのメラニン色素を破壊
効果が出るまでの期間や回数 3~5回
ダウンタイム/副作用 軽い赤みやかさぶたが3~7日
料金相場 10,000~30,000円
効果が出るシミ 薄く全体に広がるシミ

光治療は光の刺激でメラニン色素を破壊するシミ取り治療で、レーザーに比べてパワーが穏やかなのが特徴です。そのため、肌への刺激を抑えることができ、ダウンタイムもほとんどありません。

術後は軽い赤みが数日続く程度で、薄いかさぶたができても1週間ほどで剥がれ落ちます。

光治療はメラニン色素に加えてヘモグロビンにもアプローチでき、肌全体に低出力で時間をかけて照射するのが特徴です。そのため、赤ら顔やくすみなどシミ以外の肌悩みも一緒に改善したい方におすすめです。

ただし、パワーがそこまで強くないため、効果を感じるまでに複数回施術を受ける必要があり、濃いシミへの効果は出にくいのがデメリットとして挙げられます。目立つシミがある方や短期間で一気にシミを取りたい方はシミ取りレーザーがおすすめです。

内服薬・外用薬のシミへの効果とおすすめの人

内服薬・外用薬はこんな人におすすめ!
  • 肌全体のくすみやそばかすも改善したい方
  • 肌負担やダウンタイムなしでシミ取りしたい方
  • 費用を抑えたい方
施術方法 薬を服用または塗ってメラニンを排出・生成抑制
主な薬の種類 ・トラネキサム酸
・シナール
・ハイチオール
・ハイドロキノン
効果が出るまでの期間や回数 1ヶ月以上服用
ダウンタイム/副作用 まれに吐き気や頭痛
料金相場 10,000~30,000円
効果が出るシミ 薄く全体に広がるシミ

施術を受けることに不安がある方は、内服薬や外用薬でシミ取り治療を始めるのもおすすめです。ダウンタイムや肌への負担が全くなく、気軽にシミ取り治療を始めることができます。

薬の種類は複数あり、メラニンを排出したり生成を抑制したりすることで、シミを薄くします。月3,000円から始められることもあり、費用をなるべく抑えたい方にもおすすめです。

ただし、効果を感じられるまで最低1ヶ月以上服用する必要があり、濃いシミはなかなか薄くならないこともあります。直接シミにアプローチできるシミ取りレーザーに比べると効果を感じにくい可能性があります。

シミ取りレーザーで取れるシミの種類と原因

シミにはいくつか種類があり、種類によって選ぶべきレーザー治療の種類が変わるため、事前に自分のシミはどれなのか判断しておく必要があります。

シミは種類ごとに原因や見た目の特徴が異なります。

シミの種類 見た目の特徴 原因 セルフケア方法
老人性色素班 ・茶褐色の一般的なシミ
・手や体にできることもある
・紫外線
・加齢
・美白化粧水を使う
・市販クリームなどを使う
・ビタミンを摂る
・紫外線を避ける
そばかす ・丸い小さなシミで数が多い
・頬にできやすい
・遺伝
・紫外線
肝斑 ・もやもやとして境界線がはっきりとしていない
・左右対称にできる
ホルモンバランスの乱れ ・ビタミンCを摂る
・摩擦や紫外線を避ける
炎症後色素沈着 ・炎症を起こした部分にできる
・境界線がはっきりしている
・肌への強い刺激、炎症 ・市販薬を使う
・紫外線対策をする
セルフケアは予防や悪化を防ぐことしかできない!シミをなくしたいならシミ取りレーザーを

それぞれのシミは紫外線対策や市販品の使用によって悪化を防ぐことは可能ですが、すでにできたシミをなくすのは非常に難しいのが現状です。

そのため、シミをきれいに取りたい方はクリニックでシミ取りレーザーを行うのがおすすめです。シミ取りレーザーであれば、それぞれの種類に合うレーザー治療が用意されており、短期間でシミ取りを行うことができます

老人性色素班
老人性色素班の特徴
  • 茶褐色の一般的なシミ
  • 顔だけでなく手や体にできることもある
  • 30代以降に多く見られる
原因 ・紫外線
・加齢
セルフケア方法 ・美白化粧水を使う
・市販クリームなどを使う
・ビタミンを摂る
・紫外線を避ける

老人性色素斑は、顔だけではなく手や体にもできるいわゆる一般的なシミです。大きさもさまざまで、20代でできることもありますが、30代以降の方に多く見られます。

境界線がはっきりしている茶褐色のシミで、年齢を重ねるごとに数が増えたり、もともとあったシミが濃くなったりします。

老人性色素斑ができる主な原因は紫外線です。紫外線を浴びすぎたことによって、肌のメラニン色素が増加して、ターンオーバーによってうまく排出されずに残っている状態です。

そのため、紫外線を避けたりビタミンや市販薬、美白化粧水などでタンオーバーを促進したりすることで、セルフケアができます。ただし、一度できたシミをセルフケアで消すことは難しく、あくまでも予防効果を期待するものです。

そばかす
そばかすの特徴
  • 丸い小さなシミで数が多い
  • 黄褐色で老人性色素斑より色が薄い
  • 頬にできやすい
原因 ・紫外線
・遺伝
セルフケア方法 ・美白化粧水を使う
・市販クリームなどを使う
・ビタミンを摂る
・紫外線を避ける

そばかすは、小さな丸いシミが複数できるのが特徴で、鼻根、目の下、両頬などに多く見られますが、顔以外にも背中や手に発生することもあります。色は黄褐色で、一般的な老人性色素班に比べると薄いのが特徴です。

原因は遺伝との関係性が高いと言われていて、通常は3歳頃から出始めて徐々に薄くなっていくものですが、大人になってもそばかすが消えない、増えているといった場合は紫外線との関係も否定できません。

老人性色素斑と同じように紫外線対策や市販品の使用で悪化を防ぐのがおすすめですが、そばかすは遺伝の影響を受けることも多く、セルフケアでは改善しないことがあります。

肝斑
肝斑の特徴
  • もやもやとして境界線がはっきりとしていない
  • 黄褐色で老人性色素斑より色が薄い
  • 30~40代の女性に多い
原因 ホルモンバランスの乱れ
セルフケア方法 ・ビタミンCを摂る
・摩擦や紫外線を避ける

肝斑は、老人性色素班とは違いモヤモヤとしたシミが左右対称にできるのが特徴です。30~40代の女性に多く見られますが、60歳以降に発症することはほとんどないとされています。

そのため、妊娠や卵巣腫瘍などの婦人科系の病気によってホルモンバランスが崩れることが原因なのではないかとされています。

肝斑をケアしたいときは、ビタミンCを摂ったり摩擦や紫外線を避けたりして、メラニンの過剰な生成を防ぐのがおすすめです。肝斑は、ほかのシミに比べて刺激を受けやすく、強い刺激によって濃くなることがあるので注意が必要です。

炎症後色素沈着
炎症後色素沈着の特徴
  • 境界線がはっきりしている
  • 炎症を起こした部分にできる
  • 紫外線の影響で残ることがある
原因 肌への強い刺激や炎症
セルフケア方法 ・市販薬を使う
・紫外線対策をする

炎症後色素沈着は、やけどやニキビ、虫刺され、アトピー、かぶれ、切り傷などさまざまな原因で皮膚が炎症を起こした際にシミとなって肌に残ってしまう状態です。

炎症が起こった肌は、新しい細胞を作りダメージを回復させようとするのですが、その際にメラニン色素が生成されて肌内部に戻ってしまうのが原因です。

自然に消失していくこともありますが、ターンオーバーや紫外線の影響を受けて肌に残るケースもあります。そのため、日焼け止めや帽子を使って紫外線対策を行うことが重要です。また、炎症後色素沈着向けの市販薬を使うこともできますが、クリニックで治療するよいも効果が感じにくい場合があります。

シミ取りレーザーの機械の種類は?シミの種類別のおすすめ

シミ取りレーザーの種類と効果

シミ取りができるレーザーにはいくつか種類があり、それぞれ効果が期待できるシミの種類が異なります。

老人性色素班 そばかす 肝斑 炎症後色素沈着
QスイッチYAGレーザー
Qスイッチルビーレーザー
ピコスポット
ピコトーニング
レーザートーニング

自分のシミに合うシミ取りレーザー治療を受けないと、シミが取れないだけでなく、悪化するリスクもあります。

シミ取りレーザーでシミが取れる仕組みとそれぞれのレーザーの特徴を解説するので、自分のシミに適したシミ取りレーザーを見つけましょう。

シミ取りレーザーでシミが取れる仕組み

レーザーでシミが取れる流れは、次のようになっています。

  1. 1 シミがある状態の肌

    シミは一部の肌にメラニン色素が蓄積されて排出されていない状態になっているものを指します。

  2. 2 レーザーを照射

    レーザーは黒色に反応するため、シミに照射するとレーザーの熱がシミのメラニン色素を破壊します。

  3. 3 レーザー照射後

    破壊されたメラニン色素は老廃物となり、かさぶたとともに1週間程度で剥がれ落ちるため、かさぶたが剥がれたあとの肌はシミがなくなった状態になっています。

このように、レーザーを照射することでシミのもととなるメラニン色素を破壊し、シミを取ることができます。

シミ取りレーザーの種類とシミの種類別のおすすめ

シミの種類別のおすすめレーザー

シミ取りレーザーは機械の種類がいくつかあり、1つの機械から異なるレーザーを照射できる場合もあります。

シミ取りレーザーで使用されるレーザーの機械の種類は、主にQスイッチヤグレーザーとQスイッチルビーレーザー、ピコレーザーの3種類です。

そして、Qスイッチヤグレーザーとピコレーザーはそれぞれ2種類の照射モードを使用することができます。

QスイッチYAGレーザー Qスイッチルビーレーザー ピコレーザー
照射モード スポット照射 レーザートーニング スポット照射 スポット照射 ピコトーニング
シミの種類 ・老人性色素班
・そばかす
・炎症後色素沈着
・そばかす
・肝斑
・炎症後色素沈着
・老人性色素班
・そばかす
・老人性色素班
・そばかす
・炎症後色素沈着
・そばかす
・肝斑
・炎症後色素沈着
シミの濃さや範囲 狭い範囲で濃いシミ 広範囲で薄いシミ 狭い範囲で濃いシミ 狭い範囲で濃いシミ 広範囲で薄いシミ
痛みやダウンタイム 感じやすい やや感じにくい 感じやすい 感じにくい 感じにくい
1回料金相場 3,000円~ 20,000~30,000円 3,000円~ 5,000円~ 30,000円

レーザーのモードはシミの種類や大きさなどによって使いわけられることが多いです。

機械ごとのおすすめのシミタイプだけでなく、痛みや料金相場の違いも解説するので、レーザー選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

QスイッチYAGレーザー
QスイッチYAGレーザーがおすすめな人
  • 費用を抑えて広範囲に広がる薄いシミを取りたい方
  • 効率よく高出力のレーザーでシミを取りたい方
  • 複数の種類のシミを安く取りたい方
スポット照射 レーザートーニング
シミの種類 ・老人性色素班
・そばかす
・炎症後色素沈着
・そばかす
・肝斑
・炎症後色素沈着
シミの濃さや範囲 狭い範囲で濃いシミ 広範囲で薄いシミ
痛みやダウンタイム 感じやすい やや感じにくい
1回料金相場 3,000円~ 20,000~30,000円

QスイッチYAGレーザーは2種類のモードをシミの種類に合わせて切り替えることができ、濃くて目立つシミから広範囲の薄いシミまで取ることが可能です。特に、レーザートーニングであれば、レーザーの刺激によって悪化しやすい肝斑の治療もできます。

ほかの2種類のレーザーに比べて料金相場が安く、費用を抑えてシミ取りをしたい方におすすめの機械です。

出力が高く効率よくシミを取ることができますが、その分痛みをやや感じやすく、ダウンタイムも7~10日ほどあります。

Qスイッチルビーレーザー
QスイッチYAGレーザーがおすすめな人
  • 少ない施術回数でシミを取りたい方
  • 濃くて目立つシミのみをピンポイントで取りたい方
  • 肌への負担をできるだけ抑えて濃いシミをなくしたい方
効果が期待できるシミの種類 ・老人性色素班
・そばかす
効果が期待できるシミの濃さや範囲 狭い範囲で濃いシミ
痛みやダウンタイム 感じやすい
1回料金相場 3,000円~

Qスイッチルビーレーザーはシミを取るのにちょうどいいパワーで照射できるのが特徴で、肌負担を抑えながら効率よくシミ取りができます。少ない回数でシミ取りができる可能性が高く、短期間でシミ取りを完了させたい方におすすめです。

QスイッチYAGレーザーと比較すると、痛みやダウンタイムに大きな違いはありませんが、メラニン色素のみに反応するのでシミ以外の肌への負担も軽減できます。

ただし、Qスイッチルビーレーザーにはトーニングモードがついておらず、炎症後色素沈着以外の濃くて目立つシミのみをピンポイントで消したい方に向いています。

ピコレーザー
ピコレーザーがおすすめな人
  • 痛みや肌負担を抑えたい方
  • ダウンタイムの短いシミ取りをしたい方
  • 短時間で施術を完了させたい方
スポット照射 レーザートーニング
シミの種類 ・老人性色素班
・そばかす
・炎症後色素沈着
・そばかす
・肝斑
・炎症後色素沈着
シミの濃さや範囲 狭い範囲で濃いシミ 広範囲で薄いシミ
痛みやダウンタイム 感じにくい 感じにくい
1回料金相場 3,000円~ 30,000円

ピコレーザーはQスイッチYAGレーザーよりも照射スピードが早いのが特徴で、短い施術時間でもメラニン色素をしっかり破壊することができます。

照射時間が短くなったことで、肌への負担や痛みも抑えられるようになっており、ダウンタイムもほとんどないのが大きなメリットです。そのため、シミ取りの痛みやダウンタイムをできるだけ抑えたい方におすすめできます。

ピコレーザーには3種類の照射方法があり、そのうちシミ取りに使われるのはピコスポットとピコトーニングの2種類です。QスイッチYAGレーザーと同じく、濃くて目立つシミにはピコスポット、肝斑や薄い広範囲のシミにはピコトーニングを使用することができます。

クリニックでシミ取りレーザーを受ける際の費用相場

シミ取りレーザーのレーザーの種類ごとの料金相場は次のようになっています。

シミ取りレーザーの種類 1回料金相場
QスイッチYAGレーザー スポット照射:3,000円~
レーザートーニング:20,000~30,000円
Qスイッチルビーレーザー 3,000円~
ピコレーザー スポット照射:5,000円~
レーザートーニング:30,000円

スポット照射はシミのサイズによって料金が変わり、シミのサイズが大きいほど料金も高くなります。レーザートーニングは肌全体に行われることが多く、シミのサイズや範囲に関係なく料金が決められていることがほとんどです。

QスイッチYAGレーザーやQスイッチルビーレーザーはピコレーザーよりも費用が安い傾向にあり、2~3回施術を受けても総額10,000円に収まることもあります。

シミ取りレーザーの費用を計算するときは医師と相談しながら、シミの大きさやレーザーの種類、受ける回数の目安を考慮するようにしましょう。

また、本記事で紹介するシミ取りレーザーでおすすめのクリニックの料金は、次のとおりです。

クリニック名 シミ取り費用
品川美容外科 ・レーザートーニング:1回頬のみ2,700円
・アキュチップ:1か所直径6.35mmにつき3,240円
・Qスイッチヤグレーザー:1mm×1mm4,320円
・Qスイッチルビーレーザー:1mm×1mm4,320円
・レーザー美白:頬骨上+鼻10,800円
・脱!シミ宣言:鼻と鼻下/頬下のいずれか1回11,990円
・ピコレーザー:頬9,790円
TCB東京中央美容外科 ・ピコレーザーライト:初回9,800円
・ピコレーザースタンダード:初回23,200円
・ピコレーザープレミア:初回46,400円
・シミ取り放題:152,800円
エトワールレジーナクリニック ・ピコトーニング:全顔初回8,580円
・ピコフラクショナル:全顔初回25,080円
・コンビネーション:全顔初回32,700円
・長径1cm未満:3,278円
・シミ取り放題1回:60,500円
・シミ取り放題1年プラン:151,800円
湘南美容クリニック ・レーザートーニング:全顔1回8,750円
・シミ取りレーザー10:26,000円
・ピコスポットシミ取り放題:63,000円
・シミ取りレーザー:2mm以下2,680円
・ピコトーニング:顔1回11,000円
・ピコフラクショナル:顔1回:28,310円
聖心美容クリニック ・ピコレーザー:全顔165,000円
・シミ取りレーザー:直径1mm5,500円
東京美容外科 ・ピコトーニング:1回49,500円
・ピコレーザー:1mm3,300円
・ピコレーザー:取り放題330,000円
シロノクリニック ・Qスイッチルビーレーザー:直径5mm以内5,500円
・Qスイッチヤグレーザー:顔全体66,000円
ガーデンクリニック ・YAGレーザー:33,000円
・ピコトーニング:全顔11,000円
・ピコシミ取り:1mm3,300円
・ピコシミ取り取り放題:顔330,000円
・ピコフラクショナル:38,500円
共立美容外科 ・レーザートーニング:2mm以下3,300円
・レーザートーニング:顔全体20,900円
・ピコレーザーポイント照射:2mm以下3,300円
・ピコレーザーシミ取り放題:10個まで29,700円
・ピコトーニング:顔全体20,900円
・ピコフラクショナル:顔全体33,000円
・スペクトラレーザー:2mm以下3,300円
・Qスイッチヤグレーザー:2mm以下3,300円
銀座よしえクリニック ・ピコスポット:1cm×1cm以下12,100円
・ピコトーニング:+イオン導入(全顔)22,000円
・ピコフラクショナル:+成長因子マスク(全顔)22,000円
・シミ取り放題:55,000円
・シミ取りレーザー:10mm×10mm以内一個11,000円
シミ取りレーザーは保険適用になる?

一般的なシミやそばかすを取る施術は保険適用にならず、基本的に自由診療です。太田母斑や扁平母斑、異所性蒙古斑など病名のついているアザは例外的に保険適用になる場合があります。

また、ケガによる外傷性色素沈着も保険診療になる可能性があるので、該当する方はカウンセリングで医師に相談しましょう。

シミ取りレーザーの施術を受けるクリニックを選ぶポイント

シミ取りレーザーを受けるクリニックの選び方

クリニックを選ぶ際は、以下のことに気を付けて選ぶようにしましょう。

  • シミ取りレーザーの機械の豊富さ
  • レーザー以外のシミ取り施術の豊富さ
  • シミ取り放題プランの有無

クリニックを選ぶ際はシミ取りレーザーのプラン内容だけでなく、機械の種類やほかのシミ取り施術の有無についても確認しておくのがおすすめです。

シミ取りはシミの種類によって正確に機械や施術方法を決める必要があるため、施術の選択肢が多いクリニックを選ぶようにしましょう。

シミ取りレーザーの機械の種類が豊富なクリニックを選ぶ

シミ取りレーザーの機械の種類が豊富なクリニックを選ぶことで、本当に自分に合う機械を医師が決めてくれるのでおすすめです。

シミ取りレーザーの機械は、種類によって肝斑や炎症後色素沈着を悪化させるものもあるため、機械選びは慎重に行う必要があります。自分でシミの種類がわかっていても、実は肝斑と老人性色素班が混ざっていたり肝斑をそばかすと見間違えていたりする可能性も少なくありません。

そのため、自分で使用したいレーザーの機械が決まっている方も、一度医師にしっかりと診察してもらい、幅広い選択肢から自分に合う機械を選定してもらうのがおすすめです。取り扱っている機械の種類が多いクリニックであれば、それぞれの施術をさまざまなシミに対して行っているので、医師がどのシミにどれくらい効果が出るのか正確に判断することができます。

レーザー以外のシミ取り施術の豊富さもチェック

クリニックを選ぶときは、シミ取りレーザー以外のシミ取り施術があるかチェックすることも大切です。シミ取りレーザーはさまざまなシミに対してアプローチができ、少ない回数でもシミ取り効果が期待できます。

しかし、シミの濃さやシミ以外の肌悩みの有無などによっては、光治療や内服薬治療の方がリスクを抑えて効果が期待できることがあります。

自分にとって本当に合うシミ取り施術は、医師がカウンセリング時の問診や診察をもとに提案してくれます。そのため、最初から光治療や薬による治療などレーザー以外のシミ取り施術を取り扱っているクリニックを選んでおくことで、レーザー以外の選択肢も含めて自分に合うシミ取り施術を見つけることが可能です。

気になるシミが複数あるならシミ取り放題プランがあるクリニックがおすすめ

シミの数が多い方や濃さが異なるさまざまなタイプのシミがある方は、シミ取り放題プランがあるクリニックもおすすめです。

シミ取り放題プランは一律料金で何個でもシミを取ってくれるプランで、1個ずつシミを取るよりもお得に受けられます。レーザートーニングやピコトーニングは取り放題プランを行っているクリニックは少なく、スポット照射で目立つシミを取り放題にできるプランが用意されていることがあります。

クリニックによっては個数や期間に制限があるため、詳しい利用条件は公式サイトなどでチェックしておくようにしましょう。

シミ取りレーザーがおすすめのクリニック10選

シミ取りのおすすめクリニック

ここからは、シミ取りレーザーがおすすめのクリニック7選をご紹介していきます。ぜひ、クリニック選びの参考になさってください。

さまざまな治療を組み合わせることができる!

  • 多くのレーザーを取り扱っている
  • レーザー以外の治療との組み合わせも可能
  • 会員(年会費無料)になることでお得に施術が受けられる

シミ、そばかす、くすみなどさまざまな原因が重なった肌悩みが多いとされているなかで、品川美容外科は、一人ひとりに合わせて多くのレーザー治療から適切な方法を提案してくれます。

また、レーザー治療だけではなく、IPL治療のフォトシルクプラスや、IPLと高周波を組み合わせたオーロラなど、ダウンタイムの少ない治療を選ぶことも可能です。

品川美容外科のBMC会員は、対象メニューの施術が25%オフ(お誕生月は25%オフ)となるなど、お得に施術が受けられる制度も充実しています。

品川美容外科のクリニック情報
レーザー治療 ・レーザートーニング:1回頬のみ2,700円
・アキュチップ:1か所直径6.35mmにつき3,240円
・Qスイッチヤグレーザー:1mm×1mm4,320円
・Qスイッチルビーレーザー:1mm×1mm4,320円
・レーザー美白:頬骨上+鼻10,800円
・脱!シミ宣言:鼻と鼻下/頬下のいずれか1回11,990円
・ピコレーザー:頬9,790円
レーザー以外の機器 ・オーロラ:4,320円
・パール美肌:2,140円
・フォトシルクプラス:頬下全体7,990円
その他の治療 ピーリング、点滴、内服薬、外用薬、サプリメント、コスメ
院数 40院
※施術料金は全て税込みです。
※BMC会員価格を表示しています。
品川美容外科の
公式サイトはコチラ

美肌効果を目指せる!

  • レーザー以外の治療内容が豊富
  • 美肌効果のある治療ができる
  • ゼオスキンの取り扱いがある

TCB東京中央美容外科のシミ治療は、ピコレーザーによる治療以外にも外用薬、IPL治療であるライトフェイシャルなど、さまざまな治療が豊富です。

ライトフェイシャルには美肌効果も期待できるため、ピコレーザーと併用することで肌の内側から綺麗な状態を維持できます。

また、医療機関専売品であるゼオスキンの取り扱いもあるため、ホームケアでもシミ予防をしたいと考えている方にもおすすめです。

TCB東京中央美容外科のクリニック情報
レーザー治療 ・ピコレーザーライト:初回9,800円
・ピコレーザースタンダード:初回23,200円
・ピコレーザープレミア:初回46,400円
・シミ取り放題:152,800円
レーザー以外の機器 ライトフェイシャル:初回2,040円
その他の治療 ・シミ・肝斑セット:5,500円
・イオン導入:1回8,150円
・サリチル酸ピーリング:1回9,170円
院数 72院
※施術料金は全て税込みです。
TCB東京中央美容外科の
公式サイトはコチラ

肌診断が無料でできる!

  • 画像解析システム「VISIA」が無料で受けられる
  • シミ取り放題プランがある
  • 顔以外の部位への施術も可能

エトワールレジーナクリニックでは、VISIAによる肌診断が無料カウンセリングに含まれているため、自分の肌のシミがどのようなシミなのかをしっかり判断してから治療を始められます。

また、ピコレーザーによる施術コースが各種用意されていて、中には1年契約のシミ取り放題プランもあります。

顔以外への施術も可能で、背中、デコルテ、手の甲など、気になるシミをピコレーザーで取り除くことが可能です。

エトワールレジーナクリニックのクリニック情報
ピコトーニング ・全顔初回:8,580円
・デコルテ初回:12,800円
ピコフラクショナル ・全顔初回:25,080円
・デコルテ初回:37,600円
コンビネーション ・全顔初回:32,700円
・デコルテ初回:49,050円
ピコスポット ・長径1cm未満:3,278円
・シミ取り放題1回:60,500円
・シミ取り放題1年プラン:151,800円
院数 2院
※施術料金は全て税込みです。
エトワールレジーナクリニックの
公式サイトはコチラ

医院数が多く通いやすい!

  • シミ取り放題プランがある
  • ピコレーザーの種類が豊富
  • シミ取りの実績が豊富

湘南美容クリニックでは、シミ取り放題プランが豊富に用意されています。10個までなら「シミ取り放題10」で、20個以上の場合はピコスポットの個数無制限プランもあります。

また、ピコレーザーの種類も豊富で、エンライトン3、エンライトンSR、PQXピコレーザーと、3種類のピコレーザーを用意しているのも特徴です。

全国展開のクリニックであることから、シミ取りの実績も豊富なので、短い期間でシミを除去したいと考えている方におすすめです。

湘南美容クリニックのクリニック情報
レーザー治療 ・レーザートーニング:全顔1回8,750円
・シミ取りレーザー10:26,000円
・ピコスポットシミ取り放題:63,000円
・シミ取りレーザー:2mm以下2,680円
・ピコトーニング:顔1回11,000円
・ピコフラクショナル:顔1回:28,310円
レーザー以外の機器 ・シルファームX:顔1回25,000円
・ステラM22:1回12,800円
・フォトRF:1回9,800円
その他の治療 エレクトロポレーション、内服薬、ケミカルピーリング
院数 117院
※施術料金は全て税込みです。
湘南美容クリニックの
公式サイトはコチラ

全院にピコレーザーが導入されている!

  • 「VISIA」による正しい肌診断が受けられる
  • シミ治療機器の数が豊富
  • 全院にピコレーザーが導入されている

聖心美容クリニックで導入しているVISIAは、今見えているシミだけではなく隠れているシミも解析し、自分に合った治療を選べる肌診断です。

ピコレーザー以外にも、ポテンツァやセレックVなど、さまざまな機器が導入されているため、肌診断によって自分に合った機器を選べるのが特徴です。

全国10院あるクリニックすべてにピコレーザーが導入されているため、どのクリニックに行ってもピコレーザーの施術を受けられるのも嬉しいポイントです。

聖心美容クリニックのクリニック情報
レーザー治療 ・ピコレーザー:全顔165,000円
・シミ取りレーザー:直径1mm5,500円
レーザー以外の機器 ・セレックV:全顔1回39,600円
・ライムライト:全顔1回36,300円
・ポテンツァ:1回44,000円
その他の治療 内服薬、サプリメント、コスメ
院数 10院
※施術料金は全て税込みです。
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アフターケアが充実している!

  • ピコレーザーの他にIPL治療も選べる
  • メディカルコスメを取り扱っている
  • 安心安全保障制度によってアフターケアが充実している

東京美容外科では、ピコレーザーでのシミ除去以外にもルメッカによるIPL治療を行っています。
薄いシミや顔全体に広がったそばかすなどは、IPL治療が適しているケースもあるため、医師とのカウンセリングによって治療方法を相談してみましょう。

また、多数のメディカルコスメを取り扱っているため、ホームケアでシミを改善させたいと考えている方にもおすすめです。
東京美容外科では、アフターケアに力を入れているため、施術後万が一トラブルが生じた場合もすぐに対応してもらえるので安心です。

東京美容外科のクリニック情報
シミ取りレーザー ・ピコトーニング:1回49,500円
・ピコレーザー:1mm3,300円
・ピコレーザー:取り放題330,000円
レーザー以外の機器 ルメッカ:顔全体27,500円
その他の治療 美容点滴、美容注射、サプリメント、コスメ
院数 18院
※施術料金は全て税込みです。
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レーザー以外の治療方法が豊富!

  • シミの種類をしっかり見分けて最適な治療を提案してくれる
  • レーザー治療以外のIPLやピーリングも豊富
  • 徹底したアフターケアを行っている

シロノクリニックでは、さまざまな種類のシミを診断し、種類豊富なレーザーやIPLによって一人ひとりに合った治療を提案してくれます。

経験豊富な医師がシミの状態を確認し、どの治療が合っているか確認したうえで患者さん本人の希望によって治療を選択できるのがポイントです。

レーザー治療はアフターケアが重要とされていますが、シロノクリニックではアフターケアに力を入れているため、ホームケアでどんなことをするべきなのかしっかり説明してもらえます。

シロノクリニックのクリニック情報
シミ取りレーザー ・Qスイッチルビーレーザー:直径5mm以内5,500円
・Qスイッチヤグレーザー:顔全体66,000円
レーザー以外の機器 ・フォトシルクプラス:顔全体66,000円
・アキュチップ:2,750円
その他の治療 美容点滴、美容注射、ピーリング
院数 5院
※施術料金は全て税込みです。
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レーザーの種類が豊富!

  • レーザーの種類が豊富
  • モニター価格でお得に施術が受けられるケースもある
  • ピコレーザーのシミ取り放題プランがある

ガーデンクリニックには、5種類のシミ取りレーザーが用意されているため、自分のシミに合ったレーザーでの治療が叶います。

モニター価格でお得に施術が受けられることもあるため、モニター希望の方はカウンセリングや予約時に料金を確認してみるようにしましょう。

ピコレーザーのシミ取り放題プランは、顔だけではなく手や体にも対応しているので、体のシミを取りたいと考えている方におすすめです。

ガーデンクリニックのクリニック情報
シミ取りレーザー ・YAGレーザー:33,000円
・ピコトーニング:全顔11,000円
・ピコシミ取り:1mm3,300円
・ピコシミ取り取り放題:顔330,000円
・ピコフラクショナル:38,500円
レーザー以外の機器 IPL:33,000円
その他の治療 内服薬、美容点滴、美容注射、サプリメント、コスメ
院数 8院
※施術料金は全て税込みです。
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治療メニューの組み合わせを提案してくれる!

  • 治療メニューの組み合わせを提案してくれる
  • 内服薬やホームケアの治療も同時に行える
  • シミ取り放題プランがある

共立美容外科では、レーザー治療やIPL治療、内服薬、ホームケアなどさまざまな治療を組み合わせて、一人ひとりに合った治療を提案してくれます。

同時に治療を行うことで、複数のシミが混在しているケースでも美肌を目指せるのが特徴です。

モニター価格も用意されていて、通常価格の10%オフで施術が可能です。

共立美容外科のクリニック情報
シミ取りレーザー ・レーザートーニング:2mm以下3,300円
・レーザートーニング:顔全体20,900円
・ピコレーザーポイント照射:2mm以下3,300円
・ピコレーザーシミ取り放題:10個まで29,700円
・ピコトーニング:顔全体20,900円
・ピコフラクショナル:顔全体33,000円
・スペクトラレーザー:2mm以下3,300円
・Qスイッチヤグレーザー:2mm以下3,300円
レーザー以外の機器 ・フォトフェイシャル:全顔33,000円
・イーライト:全顔33,000円
その他の治療 イオン導入、サプリメント、内服薬
院数 32院
※施術料金は全て税込みです。
共立美容外科の
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個人に合った最適なシミ取り放題プランを用意!
銀座よしえクリニック

  • 機械での治療だけではなく注射や点滴治療も豊富
  • 最適な方法でのシミ取り放題がある
  • シミの予防治療もできる

銀座よしえクリニックでは、レーザー治療やIPLだけではなく、注射や点滴治療の種類も豊富なので、さまざまな治療を組み合わせてお悩みを解決に導きます。

シミ取り放題プランは、医師の判断によってQスイッチYAGレーザーとピコレーザーを使い分けながら施術を行います。

内服薬やピーリングなどでシミを予防する治療もできるため、これからできるシミへのアプローチも可能です。

銀座よしえクリニックのクリニック情報
シミ取りレーザー ・ピコスポット:1cm×1cm以下12,100円
・ピコトーニング:+イオン導入(全顔)22,000円
・ピコフラクショナル:+成長因子マスク(全顔)22,000円
・シミ取り放題:55,000円
・シミ取りレーザー:10mm×10mm以内一個11,000円
レーザー以外の機器 ・フォトフェイシャル:顔全体+イオン導入+ホームケア25,300円
・BBL光治療:顔全体(イオン導入付き)19,800円
・ライムライト:顔全体(イオン導入付き)19,800円
その他の治療 美容点滴、美容注射、ピーリング、内服薬、外用薬
院数 18院
※施術料金は全て税込みです。
銀座よしえクリニックの
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シミ取りレーザーに通う回数やおすすめの時期は?

シミ取りレーザーに通う回数の目安やおすすめの時期は次のとおりです。

レーザートーニングやピコトーニングの回数 1週間に1回の頻度で10回
スポット照射やピコスポットの回数 1ヶ月半に1回の頻度で1~3回
シミ取りレーザーがおすすめの時期 紫外線の少ない冬や春先

シミ取りレーザーは施術の種類によって施術回数や頻度変わるので注意が必要です。また、シミ取りレーザーは紫外線の影響を受けやすいため、施術を受ける季節にも気を付けるようにしましょう。

シミ取りレーザーにかかる期間や施術に向いている季節を知っていれば、計画的にクリニックに通うことができます。特に、初めてのシミ取りレーザーなら、事前に治療計画を立てておくのがおすすめです。

シミ取りレーザーの回数や頻度はどれくらい?

シミ取りレーザーでシミがなくなるまでの回数や頻度は施術方法によって変わり、個人差も大きいです。

照射方法 対象機器 回数の目安 頻度
レーザートーニング (ピコトーニング) ・QスイッチYAGレーザー ・ピコレーザー 10回 最短1週間に1度
スポット (ピコスポット) ・QスイッチYAGレーザー ・Qスイッチルビーレーザー ・ピコレーザー 1~3回 最短1ヶ月半に1回

レーザートーニングやピコトーニングのような低出力でダウンタイムが短い治療であれば最短1週間に1回受けられますが、スポットに比べて効果を感じにくいのが特徴です。

一方スポット治療は1回でも効果を実感できることがありますが、ダウンタイムが長いので次回施術まで1ヶ月程度は空けなければいけません。

それぞれシミ取りレーザーに通う期間の目安は次のようになります。
シミ取りレーザーに通う期間目安
  • レーザートーニング(ピコトーニング):2ヶ月半~3ヶ月
  • スポット(ピコスポット):0~4ヶ月半

施術にかかる回数はシミの種類やレーザーの出力などによって変わるため、目安として考えておきましょう。より正確な回数や頻度を知りたい方は、カウンセリング時に医師に聞いてみるのがおすすめです。

シミ取りレーザーにおすすめの時期や年代はある?

シミ取りレーザーは紫外線の少ない冬や春先に行うのがおすすめです。シミ取りレーザーは時期に関係なく施術を受けられますが、ダウンタイムを快適に過ごすなら紫外線が少ない時期を選びましょう。

シミ取りレーザーの施術後に紫外線に当たると、ダウンタイムが長引いたりシミが悪化したりすることがあるため、ダウンタイム中は紫外線を避けて過ごさなければいけません。

日差しが強い時期は紫外線対策が大変で、患部を外部刺激から守るのが難しくなります。冬や春先であれば紫外線対策がしやすいです。

また、シミ取りレーザーには年齢制限などはないため、シミが増える30代以降の方だけでなく、20代の方にもおすすめの治療です。

20代でも遺伝や紫外線の影響でシミができることがあり、シミ取りレーザーで改善できる可能性があります。

シミ取りレーザーで失敗しないために知っておきたいリスクや注意点

シミ取りレーザーを受けるときは、次のポイントに気を付けましょう。

  • 妊娠中や生理中だと施術を受けられないことがある
  • 施術中や施術後に痛みを感じる場合がある
  • レーザーを使ってもシミが取れなかったり濃くなったりすることがある

シミ取りレーザーは体調や体質によっては受けられない場合があります。また、施術中に痛みを感じることもあるため、麻酔の利用も検討しましょう。

シミ取りレーザーを受けるときの注意点に加えて、失敗しないためのポイントも解説するので要チェックです。

妊娠中や生理中だと施術を受けられないことがある

生理中や妊娠中でも施術は可能ですが、勧めていない院が多いです。ホルモンバランスが乱れている時期は肌が敏感になって、肌トラブルが起きやすくなっています。そのため、生理中や妊娠中の方は控えるのがおすすめです。

また、ケロイド体質やアレルギー体質の方も施術を受けられないことがあります。このように、シミ取りレーザーはすべての人が施術を受けられるわけではありません。

少しでも体調や体質に不安がある方は、カウンセリング時の問診票に既往症などを漏れなく記入し、医師にチェックしてもらうようにしましょう。

施術中や施術後に痛みを感じる場合がある

シミ取りレーザーは麻酔なしで施術を行うことが多いですが、人によっては強い痛みを感じることがあります。施術中は高熱のレーザーを皮膚に直接当てており、特にスポット照射でピンポイントでシミを取る施術で痛みを感じやすいです。

一方、レーザートーニングやピコトーニングは出力が弱く、痛みを感じにくい施術です。

スポット照射やピコスポットを希望していて痛みに不安がある方は麻酔を処方してもらえるクリニックを選びましょう。

レーザーを使ってもシミが取れなかったり濃くなったりすることがある

シミ取りレーザーをしてもシミが取れなかったりかえって濃くなったりすることがあります。失敗の原因は主に、次の3つです。

  • レーザーを当ててはいけないシミに照射した
  • 1回の照射ではシミが取れなかった
  • 一時的なダウンタイムの症状

肝斑にスポット照射のような高出力のレーザーを当てると、シミがさらに濃くなることがあります。医師はしっかりとシミの種類を見極め、適切な治療を行わなければいけません。このような失敗を防ぐためには、医師やクリニック選びの際に実績などを確認して信頼できるところを選ぶことが大切です。

また、濃いシミは1回の照射だと取れない場合があります。肌トラブルがなかった場合は、焦らずにももう一度施術を受けるようにしましょう。

シミが濃くなったと感じるときは、一時的なダウンタイムの症状の可能性もあります。シミ取りレーザー後にかさぶたができたり一時的に濃くなったりすることがありますが、1週間ほどで以前よりも薄くなるので待ってみましょう。

シミ取りレーザーに失敗したと感じても、まずはダウンタイム終了後まで様子を見るのがおすすめです。そのあともシミの状態が変わらなければ、診察を受けて医師に治療してもらうようにしましょう。

シミ取りレーザーの施術の流れと施術前後に気を付けるポイント

シミ取りレーザーの基本的な流れは以下のようになっています。

  1. カウンセリング
  2. 洗顔
  3. 麻酔
  4. レーザーを照射
  5. アフターケア
  6. 帰宅

施術時間は15~30分程度で、施術部位の大きさによって変わります。また、麻酔を使う場合はさらに20~30分かかると考えておきましょう。

  1. 1 カウンセリング

    シミ取りレーザーの施術を行う際は、シミの種類や体質をチェックするためカウンセリングが必要です。

    シミの種類や体質によっては施術を受けられなかったり他の施術を提案されたりします。シミ取りレーザーでの失敗を防ぐためにも、必ずカウンセリングを受けましょう。 医師やカウンセラーと1対1で話せるので、不安はここで解消しておきましょう。特に、痛みや術後のアフターケアなど肌トラブルに関係する内容は聞いておくのがおすすめです。
  2. 2 洗顔・麻酔

    施術当日はレーザーが化粧品の成分に反応することを防ぐために、最初に洗顔をしてメイクや汚れを洗い流します。

    洗顔が終わったら必要に応じて麻酔を行いまが、種類はクリームやテープなどさまざまです。カウンセリングで決めた種類を使い、麻酔が効くまで待ちます。
  3. 3 レーザーを照射

    麻酔が効いたらシミにレーザーを照射します。医師が声をかけながら施術を行うので、痛みなど不安なことがあれば伝えましょう。

    施術時間はシミの数や大きさによって違いますが15~30分程度です。
  4. 4 アフターケア・帰宅

    レーザーの照射が終わったら、クーリングや軟膏の塗布などアフターケアの処置を行います。テープを貼られる場合があり、患部以外のメイクは当日からできます。

    必要に応じて保湿剤や痛み止めを処方されたあと帰宅です。

シミ取りレーザーのダウンタイムの経過やアフターケアのコツ

シミ取りレーザー後はかさぶたができることがあり、紫外線にも注意しなければいけません。ダウンタイム中の過ごし方を知っておくことで、術後の思わぬ肌トラブルを避けることができます。

ダウンタイムの症状や術後の経過、おすすめのアフターケア方法を解説するので、初めてシミ取りをする方は必見です。

シミ取りレーザーのダウンタイムの症状と経過

シミ取りレーザーのあとに出やすいダウンタイムの症状は次の通りです。

シミ取りレーザーダウンタイムの症状

  • 赤み
  • 一時的な色素沈着
  • 痛み
  • かさぶたができる
  • 水ぶくれ

一般的に施術直後に赤みや痛みを伴い、数日かけて治まっていくことが多いです。その後、色素沈着やかさぶたができますが、1週間程度で改善されることがほとんどです。

また、Qスイッチルビーレーザーなどの高出力なレーザーを使った場合、強い反応により水ぶくれができることがあります。術後に水ぶくれができても1週間程度で治まることが多いので、水ぶくれを触らずに過ごすようにしましょう。

痛みや肌刺激を抑えられるピコレーザーであれば、軽い赤みや痛みが出る程度で、数日で治まることが多いです。かさぶたができないこともありますが、かさぶたができていなくてもシミ取りはできているので問題ありません。

シミ取りレーザーの経過と過ごし方

シミ取りレーザー後の経過と過ごし方

シミ取りレーザーの経過や注意点は基本的に次のようになります。

術後日数 症状 過ごし方
施術直後 ・痛み
・赤み
入浴:〇
メイク:〇
洗顔:〇
飲酒や激しい運動:×
日焼け:×
直後~4日後 ・痛みはほとんどなくなる
・赤みが残る
・水ぶくれができることがある
・色素沈着
入浴:〇
メイク:〇
洗顔:〇
飲酒や激しい運動:△
日焼け:△
4~7日後 かさぶたができる 入浴:〇
メイク:〇
洗顔:〇
飲酒や激しい運動:〇
日焼け:△
10~14週間後 かさぶたが取れる 入浴:〇
メイク:〇
洗顔:〇
飲酒や激しい運動:〇
日焼け:△

かさぶたができるまでは患部が刺激を受けやすい状態になっているので、血行促進や日焼けに注意しましょう。テープなどで保護されていれば洗顔やメイクが可能です。

かさぶたが取れるまで2週間ほどかかることがあり、テープを剥がしたときにかさぶたも取れるケースが多いです。

シミ取り後のアフターケアのポイントとおすすめのスキンケア方法

シミ取りレーザーのアフターケアでは、保護テープを剥がすタイミングやスキンケアが大切です。

アフターケアをしっかり行わないと、思ったような効果が出ないことがあります。シミ取りレーザーでの失敗を防ぐためにも、事前に確認しておきましょう。

保護テープを使用する期間の目安

シミ取りレーザー後の保護テープのポイント
  • 保護テープは7日~10日目に剥がす
  • 7日以内に剥がれたら貼り直す
  • かさぶたが残っていたらふやかすかクリニックで取ってもらう

保護テープは施術後7~10日目に取ることが多いです。テープを取ってもかさぶたが取れないときは、蒸気でふやかしたりクリニックで剥がしたりするようにしましょう。

7日以内にテープを取ると赤みが残ってしまうので、剥がれてしまった場合はすぐにテープを貼り直します。

このように、シミ取りレーザーの後は保護テープが貼られることが多いですが、低出力でダウンタイムが短いピコレーザーであれば、患部を保護しないこともあります。

施術後のおすすめのスキンケア方法

シミ取りレーザー後のスキンケアでは、日焼けや患部の刺激に気を付けることが大切です。レーザーで刺激を受けた患部は、外部刺激の影響を非常に受けやすくなっています。

施術後最低2週間は日焼け止めを塗り、入念な紫外線対策を行いましょう。また、乾燥も肌によくないので、パックや乳液で保湿もしっかりと行う必要があります。

どのスキンケアを行うときも患部の摩擦に注意し、なるべく触れないように気を付けましょう。

シミ取りレーザーはシミの種類にあわせて選ぶのがおすすめ!

シミ取りレーザーを受けるときは、まず自分のシミの種類を理解し、シミの種類に合ったレーザーの種類を選ぶ必要があります。ただし、自己判断のみで適切な施術を選ぶのは非常に難しいので、複数のシミ取り施術やレーザーを取り扱っているクリニックでカウンセリングを受けるようにしましょう。

シミ取りレーザーはダウンタイムの過ごし方も成功させるための重要なポイントです。本記事で紹介したアフターケア方法や注意点を参考にし、初めてのシミ取りレーザーを成功させましょう。